「カフェで休日を過ごしているみたい」

静かに流れるBGM、大きな窓から見える植栽、木製で統一された室内。

リビングには、娯楽のTV、時間を知らせる時計、予定を確認するカレンダーも無い。

「天気予報などの情報はどうやって収集するのですか？スマホですか？」の問いに
「ラジオです、ラジオいいですよ。」と、声をそろえるご夫婦。

「リビングの壁は何もない白い壁を作るつもりでした」

リビングは、くつろぐ場所なのに、たくさんの物や情報で溢れてしまう・・・
リビングには、テレビは置かない、家具も最小限、壁には何も吊らないと決めて

「何もない壁を作る事、設計段階から考えないと意外に難しかったです」
今は、すっきり、やって良かったそうです。

「映画を観たい時は、大きな壁面でホームシアターを楽しんでいます。」

アンティーク家具について

「母親が使っていた机と椅子を修理して、20年は使いたくて・・・」

池正の造作家具でいつも腕を鳴らす、家具職人さんに依頼をし修理させて頂きました。

現在は、ご主人様の在宅ワークで使用しています。

外へ出ると、植栽が植えられていて

ご主人様は、リビングの大きな窓からお庭に出て、植栽のお手入れを楽しんでいるそうです。

季節の移り変わりを感じられるお庭で、ジューンベリーの実がなると鳥が食べに来たり日差しの厳しい夏には、木々が日よけになり、寒さの厳しい冬には落葉樹の葉が落ちてかすかな日差しが入るそうです。

撮影が一通り終わり、お茶に誘って頂きました。

「池正さんとの出会いは、設計士さんからの紹介でした。」

「設計事務所との仕事経験が豊富なところ、現場の綺麗さ、社長の人柄が決め手でした」

「自宅から近い工務店と言うのも、良かったです」

あまりの心地良さに、すっかり寛いでしまいました。

とても快く出迎えて頂いた、お施主様。

撮影のご協力、お住まいに付いてお話して頂いたこと、そして心地よい空間でのおもてなしまで、本当に有難うございました。